Renoise 2.0 beta6 リリース †
最後のベータ版となる beta6 がリリースされました。もうほぼ最終確認という感じなので、近日中にRC版(リリース準備版)と一般向けデモ版が発表されると思います。
http://www.renoise.com/board/index.php?showtopic=18602
■変更点
- LFO デバイスのカスタム・エンベロープ画面が少し大きくなりました。
- "新規トラックの挿入"を実行すると、カーソルのあるトラックの右側に挿入されるようになりました(今までは左側でした)。
- グルーブ・セッティングスのオン/オフがパターン・コマンドで制御出来るようになりました。オフは F400 、オンは F401 です。
- DSP チェイン(.xrnt)をロードする時、既に設定されているチェインを削除して新しいチェインがロードされていましたが、元のチェインを削除せず新しいチェインを追加するオプションも選べるようになりました。チェイン・ファイルをロードする時に右クリック・メニューの"Load with Options"を選ぶか、Preferences の IM/Export 欄で設定する事が出来ます。
- いわゆるNetbook(廉価版ノートパソコン)のスクリーン解像度に対応しました。これにより Renoise の画面は、最小で 990x550 ピクセルまで小さくする事が出来ます。その場合、上・下フレームの表示切り替えボタンで画面レイアウトを変更出来ます。
- エフェクターのパラメーターを変更した場合、プリセット名に小さな * が表示されるようになりました。
- Filter3, RingMod, ScreamFilter にいくつかのファクトリー・プリセットを追加しました。
- LofiMat (下位互換性は無いので LofiMat2 になりました) の "Quality" パラメーターは Hz(ヘルツ)で表示されるようになり、以前より正確に反応するようになりました。また、Dry/Wet スライダーをオートメーションさせた時にクリックしないように改善されました。
- グルーブ・セッティングスを8より大きい LPB 値で使う場合、その LPB 値の基準要素となっている LPB 値の時と同じように鳴るようになりました。ですから、例えば LPB を4から8、又は16に拡張した場合も、4の時と同じように鳴るでしょう。注意してもらいたいのは、ベータ5以前の Renoise 2.0 で作った曲でグルーブ・セッティングスを使っている場合(LPB 値が8より大きい場合)は音が変わるかもしれません。
V2.0用の日本語チュートリアルは暫定的に公開しています。Finalリリースまでは修正を加える場合があります。
V2.0の新機能については、Renoise2.0ベータ版についてのページを見てください。