Renoise 2.5 beta4 リリース †
ベータ4がリリースされています。この後クリスマスなのでチームの皆さんはご両親と過ごされるそうです(海外では里帰り的な行事なんですね。日本が変なんだろな、多分・笑)。なので次のリリースは少し間が空くそうです。
ベータ4の新機能 †
- XY Device に "auto-reset" ボタン追加。クリックすると中心点に戻ります。
- *Signal Follower Device にインプット信号用の LP/HP フィルターを追加(Gate Deviceと同様のもの)。これにより、音の周波数を部分的に抽出する事ができ(例えばキック、スネア等)、それをエンベロープとして使う事が可能です。
- *Signal Follower Device の Attack/Release/Sensitivity レンジと Scaling を操作しやすいように若干変更。
- *Signal Follower Device に "Lookahead" を追加。これはこのデバイスが作り出すエンベロープを「時間的にシフトバック(前に移動)」させる為のパラメーターです。例えば Signal Folower で他のトラックのボリューム等をダッキングさせている場合(いわゆるサイドチェイン)、アタックの反応が遅くて頭に余計な音が残ってしまう場合等に有効です。これを有効にするとレーテンシーが発生するので、必ずPDCを有効にしておいてください。
- サンプル・レコーダー・ボックスを開いている場合、他のキーボード・ショートカットを邪魔する事はなくなりました。レコーダー・ボックスがフォーカスされいる時に限り、["Return" で録音スタート/ストップ]、["Escape" で録音キャンセル/閉じる] の操作が可能です。それ以外のキーは、レコーダー・ボックスが閉じている時と同じように扱えます。
- 内蔵エフェクターのジャンル分けの名称変更(Amplitude -> Dynamics)
- パターン・マトリックスでトラックを追加/削除した時、自動的に表示幅の調整がされます(これはトラック全体が表示されている場合に限ります)。
- インストゥルメント・グラバーは、書き出したサンプルの頭の無音部分を自動的に切り取るようになりました。
■重要■ 今回の改良により、ベータ3以前のバージョンで作った曲で *Signal Follower Device を使っている場合、手動で手直しが必要です。
その他のベータ版新機能は以下のページを参照してください。
■ Renoise 2.5 ベータ版のリリース・ノート ■
■ Renoise 2.5 の新機能について ■