Renoise 3.1 beta6 リリース †
いつものようにベータ版はレジスト・ユーザーしかダウンロード出来ません。バックステージからダウンロードしてください。
■ http://backstage.renoise.com/ ■
そろそろバグ報告も少なくなり、ベータも終盤になってきた感じです。
■ 変更点 ■
- バンドル・コンテンツ(ファクトリー・プリセット)の XRNI の内容がリファインされました。ほとんどは新規で作られた物で、いくつかは Redux リリース時(つまりベータ5まで)にバンドルされていた物からの流用です。サンプラー画面の「Instrument Presets」ブラウザから開ける他、ディスク・ブラウザ画面の Instrument カテゴリーでライブラリー・アイコンを押せばアクセスできます。もし古い物と混ざるのが嫌なら、ベータ5をアンインストールしてからベータ6をインストールしてください。まぁ、むしろ混ざっても良いように思いますが。
- フレーズの "オートシーク機能":サンプラーのフレーズ編集画面を開くと、下部ツールバーに [Autoseek] ボタンがあります。デフォルトで有効になっています。
長いサンプル(ボーカル WAV 等)を曲のどこからでも再生出来るようにする「オートシーク機能」というのがありますが、フレーズに対しても、それと同等の事が出来るようになりました。例えば、パターン・エディターで、パターン1の先頭にフレーズをトリガーする C-4 が入力してある場合、データが何も入力されていないパターン2から曲再生を始めてもフレーズが鳴り出す、という機能です。
ただ、注意点があります。フレーズに対するオートシーク作動中には、フレーズ自体に貼られているサンプルのオートシーク機能は無効になります。もちろん、フレーズが一回りして、再びそのサンプルがトリガーされれば鳴るんですが・・・(この説明で伝わってるかどうか不安です。ちょっとしたカオスですねw)。これは、演算処理速度が追い付かなくなってしまう恐れがあるから、だそうです。
- CPU パフォーマンスの見直し。オートシークの演算処理とも関係があるようです。
- 環境設定パネルの MIDI 欄に、"Auto-rescan when hot-plugging devices" という項目を追加。ホット・プラグっていうのは、USB デバイスを PC に差し込んだら、Renoise 起動中でも直ぐにデバイスを認識してくれる機能です。今までこの機能は有効になっていたんですが、必要の無い MIDI デバイスのリスキャンが何度も行われる、という報告が数人のユーザーから寄せられていました。もしそういう症状が起こる場合、この設定をオフにしてください。
- その他、フォーラムで議論された小さな改良が幾つか施されています。(トピック・タイトルに [done b5] というマークが付いている物。)
もし、このまま大きな問題が無い場合は、次に Release Candidate 版(リリース準備版)が来るそうです。ですからもうこれ以降は、新機能の追加等は無さそうです。 年末年始辺りに正式版リリースを目指しているそうです。
まぁ僕も一応、マニュアルの見直しを始めていますが、相変わらずエンジンが掛からず、まだ半分も行ってなくて公開もできません(;_;)。当たり前ですが、機能が増える毎にページも増えていくので、めんどくせぇ~って感じでダラダラやってます。ってゆ~か、フレーズ機能って難し過ぎるやろ~って気もするんですけどねぇ・・・そこは敢えて深入りせずにまとめようかなぁ~、とか思ったり・・・(´ω`*)。
Renoise 3.1 の新機能に関しては以下のページにまとめましたので参照してください。
■ Renoise 3.1 の新機能について ■
それと、恐らく Redux のクイックスタート PDF が役立つと思います。サンプラー部分は機能的にほぼ共通しているので、Renoise ユーザーの方にとっても十分に参考になるチュートリアルが載っています。
■ Redux クイックスタートPDFの日本語版 ■