既にレジストユーザーの方はバックステージからダウンロード出来ます。
一般向けのデモ版はベータ版の次の段階(リリース準備版)から公開される予定です。
何といっても、今回注目の新機能はパターン・マトリックスです。Renoiseに欠けていた「曲全体を見渡せるような画面」を実現する機能です。"Renoiseらしさ"とは何か?をチーム内で議論し合った結果、この形になりました。もちろんまだ完璧ではないかもしれませんが、今までに見た事が無いトラッカーに進化したのは間違いないと思います。
その他にも魅力的な機能が追加されています。詳しくは別ページにまとめておきました。
最初に、このリリースはまだベータ版ですのでバグを含んでいる可能性があります。さらに機能的にも変更される可能性があります。ですから、本格的なプロダクトの作成にはまだ使用しないでください。
Renoiseチームは注意深くアルファ・テストを行ったつもりですが、さらに多くのテストが必要です。レジスト・ユーザーの方々、バグや改善要望などありましたらレポートしていただけると助かります。いつものように本家Renoise Forumにはベータ版専用のスレッドが作られています。英語の苦手な方はこのRenoise-GateのBBSでも構いませんのでレポートよろしくお願いします。
ベータ版はレジスト・ユーザーにだけ公開されています。一般向けデモ版は v2.5 リリース準備版(ベータ・テストが終わった段階)から公開されます。2010年の初旬に v2.5 正式版の公開を目指しています。
v2.5 の正式版が公開された段階で、Renoiseのライセンス価格は 49 ユーロから 59 ユーロへ変更されます。v2.5 正式版が公開されるまでにライセンス購入される方は 49 ユーロです。また、v2.5 ベータ版の段階でライセンス購入しても、 v3.5 までのアップグレード権が得られます。
今回のバージョン・アップで、v1.5 リリースよりも前(v 1.281 以前)にRenoiseを購入された方はライセンスの更新が必要になります。ライセンス更新価格は 39 ユーロです。 Renoise Backstage にログインし、Account Details というページの一番下から更新手続きを行ってください。
v2.5 の開発期間から、Renoise チームの開発者として新たに kRAkEn/gORe 氏が加入しました。彼は元々、Linux の VST 関連の開発者さんらしいです(Jucetice というサイトの管理人さんなのかな?)。既に v2.5 の新たなエフェクターやGrabber等の開発に携わってくれています。
一応、v2.5 以降の予定もコメントされています。ただ、こういう予定は常に変動するので、ある程度の目安として聞いておいてください。
v2.5 の正式版がリリースされてから、比較的短い期間で v2.6 をリリースする予定です。このリリースは良い意味での "Renoiseオタク向け" の内容になります。
v2.6 では、Renoise用のスクリプトを実装します。実は v2.5 の機能の中にも、既にこのスクリプト言語を使って作られたものが幾つか含まれています。
簡単に言うと、もしあなたがそのスクリプト言語の知識を持っていれば、将来的には Renoise の様々な機能をあなた自身でプログラミングする事が可能になります。もしそういう知識を持っていなくても、誰かが作ってくれたスクリプト・ファイルをロードする事で Renoise の機能を拡張できます。
また、OSC(Open Sound Control)にも対応する予定だそうで、MIDIコントローラーとの親和性が一段と上がるそうです。