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Renoise 2.7 の新機能について




Renoise 2.6 が開発者向けのリリースだったのに対して、Version 2.7 は、まさしく Renoise の正常進化版になっています。 [smile]




インストゥルメントのリデザインとサンプル・キーゾーン

Renoiseのインストゥルメント構造がリニューアルされました。焦点となるのは、オーバーラッピングやベロシティ、キーリリース・マッピング等に対応した新しいキーゾーン・エディターです。サンプル・キーゾーン・エディターは見た目も新しくなり、ドラムキット生成機能、チューニングのオプション、サンプル・プロパティ、ループモード等も改良されています。また、新しいリアルタイム・レンダリング・モードでは Line-In Device から入力される外部音源の音も録音出来るようになりました。Renoiseとノート・パソコンさえあれば、もう古いハードウェア・サンプラーは必要無くなるでしょう。

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サンプル・スライス・マーカー

新しいスライス・マーカーはRenoiseのブレイクビートをまた一歩進化させます。ボタンをクリックするだけで、あなたのサンプルはスライスされキーマッピングされます。それは単にビート・スライサーとしてだけでなく、例えばボーカルやサウンドスケープのような長いサンプルを操作するのにも役立つでしょう。

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オートメーションの改良

改良されたオートメーション画面では、曲全体にズームアウトしたり、一部分の解像度を上げるためにズームインしたり出来るようになりました。マウスでの操作性も向上し、DRAWモード、区間選択、右クリックメニュー等が改善されています。

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Track DSPs

内蔵エフェクターとして "Comb Filter" が追加され、オーディオ・シグナルを帯域で分けて3つのセンド・トラックに送信できる "Multiband Send" デバイスが追加されました。また、内蔵イコライザーのグラフ上のポイントをマウスでドラッグする事で各帯域設定を変更できるようになりました。

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レコーディング & MIDI

オーディオ・レンダリング

その他の変更や修正