最新ビルドはRenoise Backstageからダウンロード出来ます。
Renoise Forum の V3.3 リリースノート
◆ What’s new ◆ †
要点 †
- VST3 プラグイン対応
- サイドチェイン対応 (VST2/3、AUプラグイン、幾つかのRenoise内蔵デバイス)
- その他、細かい改良と修正
詳細について †
- [Renoiseのみ] VST3 対応について:既にVST2プロトコルはSteinbergによって非推奨となっており、VST3プロトコルが標準となりました。今後はVST3形式でしかリリースされないプラグインが増えてきます。Renoiseでは、Windows版・Linux版では初期設定でVST3対応がオンになっており、OSX版は環境設定パネル(preferences)のPlugin/Misc 欄でオンに出来ます。機能的にはVST3とVST2は同様に動作しますが、VST3ではサイドチェインが簡単に実現でき、外部エディター(そのVST自体の操作画面)が簡単にリサイズ出来ます。但しどちらもプラグイン自体が対応している必要があります。
- [Renoise & Redux] サイドチェイン対応:Renoiseの画面左下のエフェクターリスト内の Routing 欄に #Sidechain デバイスが追加されました。オーディオの流れを別トラックに送ったり、プラグイン (VST2/3, AU) のサイドチェイン・ポートに送ったり、内蔵デバイスの Compressor, Bus Compressor, Gate に送ったり出来ます。
但し、VST2のサイドチェイン対応は少し不安定である事に注意してください。VST2プロトコルでは公式にはサイドチェインに対応しておらず、問題が起こる可能性が残っています。VST3プロトコルはこれを単純化してあるので、サイドチェインにはVST3バージョンのプラグインを使用することをお勧めします(可能な場合)。
- [Renoise Linux版のみ] ALSA MIDI のタイミング修正:以前のバージョンのRenoiseは、MIDIイベントにノートディレイを正しく適用していなかった可能性があります。
- [Renoise & Redux] Alt+Tab でRenoise に画面を切り替える場合、Renoise内のディスクブラウザー画面で沢山のサブフォルダが見える状態になっている時に、時々 Renoise のGUIが数秒間フリーズした問題を修正。
- [Renoise & Redux, Linux版のみ] Linuxでは、XDG_CONFIG_HOMEパスとXDG_DATA_HOMEパス(デフォルトは「〜/ .config / Renoise」と「〜/ .local / share / Renoise」)を使用して、ホームディレクトリのRenoiseフォルダを削除します。 古い「〜/ .renoise」および「〜/ Renoise」フォルダーは新しいパスにシンボリックリンクされているため、古いバージョンのRenoiseがインストールしてある場合、古いパスを引き続き使用できます。 古いバージョンのRenoiseがインストールされていない場合は、それらを削除できます。(訳者注:あんまり内容が理解出来ていません・スミマセン)
- [Renoise & Redux, OSX版のみ] いろいろな互換性の改良と修正…ほとんどはすでにRenoise3.2のバグ修正アップデートでリリースされています:
すべてのビルドが公証され、OSX Big Surのいくつかの描画修正により、Renoiseの「カスタム」フルスクリーンモードが標準のOSXのフルスクリーンモードに置き換えられ、互換性が向上しました。
- [Renoiseのみ] Lua API の変更(APIバージョンは 6.1 になりましたが、これは小変更で下位互換性がある為、全ての既存のツールは自動アップグレードされます):変更のリストは こちら を参照してください。