「擬似的でない」サイドチェインコンプレッサの実現

Singal Followerは面白いツールですが、これでサイドチェインコンプを実装したとき、音量にオートメーションかいてるだけでコンプかかってないじゃん、とか、コンプレッサのThresholdとかOutputとかにCCかますのが気持ち悪い、とか思っちゃう人向けのTips。
基本的には本家フォーラムの次のトピックの通り
http://www.renoise.com/board/index.php?showtopic=10251
[必要なもの]
[手順]
これでサイドチェインコンプが使えます。
シーケンスはRenoise側から入力できますが、energyXTはどうやらホストとBPMを勝手に同期しないようなので、手動で同期が必要っぽいです。
なお、energyXTのデモ版は作ったルーティングを保存できません。
有料版($59)を買うか、作業を再開するたびにルーティングを再構築してシンセとコンプのパラメータを振り直すかする必要があります。
基本的には本家フォーラムの次のトピックの通り
http://www.renoise.com/board/index.php?showtopic=10251
[必要なもの]
- energyXT2.5 - モジュール型DAW。VSTi版を使う。
http://www.kvraudio.com/get/453.html - Senderella - オーディオ信号のルーティングに使う
http://www.kvraudio.com/get/1433.html - Side Chain Compressor - コンプ本体。サイドチェインを備えていれば別になんでもいい
http://www.kvraudio.com/get/1315.html
[手順]
- KeyにしたいトラックのDSPChainにSenderellaを差し込む(ModeというパラメータをSend側に設定。Amountも100%に上げておく)。
- サイドチェインをかけたいトラックに、インストゥルメントとしてenergyXTをセットする(エフェクタとしても呼び出せるので間違わないよう注意する)。
- energyXT内部で、使いたい音源をロードする。VSTiシンセの場合はそれを、サンプル音源を使いたい場合はsfz+あたりを使ってロードする。
- energyXT内部で、Side Chain Comp(Stereo)をロードする。
- energyXT内部で、Senderellaをロードする(ModeというパラメータをReturn側に設定)。当たり前だがSend側とChannelをあわせないとKey音が来ない。
- energyXT内部で信号のルーティング。
- MIDI In→シンセ→SideChainCompのInput1,2(Source音)
- Senderella→SideChainCompのInput3,4(Key音)
- SideChainComp→Audio Out
これでサイドチェインコンプが使えます。
シーケンスはRenoise側から入力できますが、energyXTはどうやらホストとBPMを勝手に同期しないようなので、手動で同期が必要っぽいです。
なお、energyXTのデモ版は作ったルーティングを保存できません。
有料版($59)を買うか、作業を再開するたびにルーティングを再構築してシンセとコンプのパラメータを振り直すかする必要があります。