Renoiseでのオーディオトラックの効率的な編集方法

Renoise初心者質問箱です。
Renoiseは普通のシーケンサーとはかなり違う操作システムなので、わかりにくい部分もあると思います。Tutorialを読んでも解決しない事はここで質問してください。

Renoiseでのオーディオトラックの効率的な編集方法

投稿記事by student H2 » 2012年8月01日(水) 5:27 pm

こんにちは、前回質問しましたものです。高校生です。

Renoiseで、ボーカルパートのような、長いパート(サンプリングではなく1トラックとして)を編集して、ミキシングやマスタリングをRenoiseのみで完結することはできますか?
仮にできたとしても、ほとんどのDAWのような、横再生の画面になってしまうのでしょうか・・・

自分は今はReWireを用いて別のソフトと同期していて、使い慣れてレジストしたらインストをRenoiseのみで作り、別ソフトでミキシング・マスタリングをしようと思っています。
ModPlug Trackerも、小さい頃使って遊んでいましたが、同じようなことで困っていました。
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Re: Renoiseでのオーディオトラックの効率的な編集方法

投稿記事by satobox » 2012年8月01日(水) 10:31 pm

う~ん、これは難しい質問です。(そもそも僕自身がそんなにレベル高い人間じゃない、と最初に言わせてください・・・汗)

もちろん「ミキシングやマスタリングをRenoiseのみで完結すること」は可能ですが、どの程度のオーディオ・トラック編集を求めておられるのかにもよります。
一応Renoiseでも、サンプルの設定画面で "Autoseek" ってボタンをオンにしておくと、長いサンプルを貼り付けた時、曲のどの位置からでも再生出来るようになる、ってのはご存知でしょうか。
だから、曲全体を見渡してのミキシングやマスタリングは、確かな腕(耳?)さえあれば出来るはずです。
でも、凄く細かいオートメーションとかピッチ補正とかをしたいなら、やっぱり横向きのDAWを使った方がやり易いんじゃないでしょうか??

デモ・ソングに「HUNZ」って人の曲が入ってるんですけど、それを聴けばRenoiseで作ったボーカル曲がどんな感じか少しわかると思います。
ほんとはこの人のボーカル曲はフル・アルバムのXRNSデータが公開されてて、素晴らしい完成度だったんで紹介しようと思ったんですが、今探してみたらリンクが死んでしまってますね。これは個人的にもかなり残念。 :(

まぁ別のソフトを活用するのも、適材適所で良いと思いますよ。(何か答えになってないような・・・ :mrgreen:
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Re: Renoiseでのオーディオトラックの効率的な編集方法

投稿記事by student H2 » 2012年8月04日(土) 11:18 pm

いろいろ試行錯誤しましたが難しかったですね。

自分で作ったり、他人の曲を聞いているうちに、イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ  ライム・フロウ などと、AメロとBメロを切り分けて、パターンに貼り付けれると、うまくいくことがわかりました。
昔のXMの音楽データも、Mod ArchiveからDLしてRenoiseで聞いているのですが、コーラスのある曲の場合もやはり日本でいうところのAメロ Bメロ で切り分けられています。

SONARのような1パートを録音(ギターを最後まで長く録音する)して長い波形で扱うことができるのかと思っていました。
自分の場合、昔はラップなどにも挑戦していて、そのときに、トラッカーで声などの長い波形を読み込んだ時に、貼り付けに苦労していたからです。
幼い頃だったので、MIDI音源の必要なDAWはもちろん高くて買えないので、波平会さんが日本語化してくれたMODPlug Trackerを使っていました。最初は用語の意味がわからず投げ出してしまいましたが、今やMODに慣れることができました。
波平会さんのサイトは今でも感謝しています。
近頃はVOCALOIDなども買いました。このソフトも扱いが難しくて今訓練をしています。
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Re: Renoiseでのオーディオトラックの効率的な編集方法

投稿記事by satobox » 2012年8月05日(日) 10:06 am

MPTとRenoiseの違いは、Autoseek設定をオンにすれば、曲のどの位置からでもその長いサンプルの音が再生出来る、という部分です。だから一応、Aメロ・Bメロみたいに切り分けてなくても長いサンプルを鳴らす事は可能です。
ただ、その場合でも、パターンエディター上で波形としては表示されないですし、その長いサンプルの位置調整なんかをしたい場合、結局は貼り付けた先頭位置に戻るかサンプルエディターでWAV自体を加工するという作業になってしまいます(これはMPTや他のトラッカーと同じです)。
基本的にRenoiseはサンプラー的なソフトなので、長いWAVは細かく分けて貼り付けた方が合理的で扱いやすいとは思いますが。

僕の場合(昔の話ですが)、TracktionというフリーでもらったDAWがあって、それとRenoiseを組み合わせて使ってました。Tracktionは曲中で使うWAVをフォルダに保存しているタイプのDAWだったので、そこにRenoiseからWAVを書き出して上書きすれば、後からの変更もわりと簡単に適用出来たんです。でも段々それすら面倒になってきて、結局使い慣れたRenoiseだけで作るようになりましたけど。

まぁ僕の場合は、そういう長いサンプルでも発音位置さえ決めてしまえば、あとは特に問題無かったですけどね(正直、そこまで細かく作り込んでなかったです)。
その辺はやっぱり、人によってやり易い方法は違うでしょうし、作り込みたいレベルの違いもあるでしょうし、自分に合った環境作りが大事かと思います。


しかし、高校生くらいの人が「波平会さん」とか「Mod Archive」とか書いてはるのが、何かすごいなぁ~と思いましたよ。 :shock:
そういえば、有名なMOD曲でも当時ティーンエイジャーの人がとんでもない曲を作っていたのを思い出しました。 :wink:
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