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関連コラム

Ubuntu Studio 導入ガイド (日本語化)

"Ubuntu Studio" を検索してこのページへ来られた方へ。

Ubuntu Studio のインストール方法や各種設定については、Ubuntu 日本語サイトのTipsに詳しい解説ページが出来ました。

■ Ubuntu Studio に関するTips ■

上記の各ページを参照してください。インストールの手順や日本語化の手順など、必要な情報は網羅されていると思います。





Renoiseに関する設定

 Renoiseはリポジトリにはありませんので、Renoise.comのダウンロード・ページからLinux版をダウンロード&解凍して使ってください。

 Renoiseはシェアウェアですが、Linuxデモ版の機能制限はWAV書き出し機能が使えないだけです。オーディオ録音や曲のセーブは出来ますので、是非一度試してみてください。多分、デモ曲を聴くだけで「一味違う」音楽ソフトだという事がわかっていただけると思います。

Renoiseのインストール

■ シングル・ユーザー用 ■

 この場合は普通にダウンロード・ファイルを解凍して、フォルダの中にある『renoise』というアイコンをダブルクリックするだけ。 インストールというか、単なる起動ですね。

SS4.png

■ 全ユーザー用 ■

 [アクセサリ]>>[端末]を開きます。 例えば、/home/ユーザー名/というディレクトリに解凍したRenoise_2_x_x_Demoフォルダがある場合、端末に次の順番で入力します。

$ cd /home/ユーザー名/Renoise_2_x_x_Demo
[エンター]を押す
$ sudo sh install.sh
[エンター]を押す
パスワード入力:

 これでインストール完了です。

$ renoise
[エンター]を押す

でRenoiseが起動します。また、[サウンドとビデオ]>>[Renoise]からでも起動できます。

 アンインストールする場合は、

$ cd /home/ユーザー名/Renoise_2_x_x_Demo
[エンター]を押す
$ sudo sh uninstall.sh
[エンター]を押す
パスワード入力:

です。

VSTについて

Linux版VSTの使い方

 Renoiseは "Linuxにネイティブに対応したVST" は使用出来ます。しかし、Linuxに対応しているVSTというのは数えるほどしかありません(■ KVRのプラグイン・リスト ■)。私が試した所では、Discovery や Aspect というシンセがいい感じでした(どちらもシェアウェアです)。

 また、■ JUCETICE ■ というサイトにいくつかフリーのLinux版VSTが公開されています。"download binary" をクリックすればダウンロード出来ます。

 一応、RenoiseがデフォルトでサーチするVSTパスは、

/usr/lib/vst
/usr/local/lib/vst
~/.vst  (/home/ユーザー名/.vst の事)

の3つだそうです。rootでログインするかsudoコマンドを使ってvstフォルダを作ってください。何のこっちゃわからん方は、Linuxの基本コマンドをネットで検索してみるとわかると思います。基本的には拡張子が "ファイル名.so" となっているファイルをVSTフォルダに入れるだけですが、それぞれのVSTのインストール方法はそのVSTの取扱説明書を確認してください。

 また、初期状態ではRenoiseの環境設定パネルのプラグイン欄のVSTスキャン・ボタンがオフになっているので、オンにしてください。それで使えるようになるはずです。

discovery.png

Windows版VSTの使い方

さらにどうしてもWindows版のVSTを使いたい方は、自己責任でトライしてみるのもいいでしょう。

■ [Linuxメモ] VSTに関するリンク集 ■

僕も全然詳しくないのですが、以前調べたものをメモ程度に書きとめてあります。結局、Windows版のプログラムをLinuxで動作させるには Wine というものを使うのが大前提です。それプラス、FeSTige 又は DSSI-VST というVSTローダーというか特殊なプログラムを使います。


参考ページ

■ 本家Tutorial Setting Up Linuxページ ■

■ Alsa ドライバ・ダウンロードページ ■

■ Ubuntu 日本公式サイト ■


written by satobox

Last-modified: 2010-05-03 (月) 15:22:00 (5547d)