Renoiseについて
Renoise の世界へようこそ!
Renoiseとは Renoise.com で開発されているミュージック・シーケンサーです。
伝統的なトラッカーの優れた部分を受け継ぎながらも、現在の最先端のDAWに匹敵する機能を兼ね備えた他に類を見ない作曲ソフトです。
その開発にはユーザーからのたくさんの意見が取り入れられています。
特に最新のベータ版開発期になると、世界中のユーザーから活発な提案やバグ報告が本家フォーラムに寄せられますので、そちらも一度訪れてみてください。
Renoise の特徴
Renoise は、いわゆる Cubase や SONAR の様な、MIDIファイルを骨格にして曲を作るシーケンサーではありません。
一応、スタンダードMIDIファイルの読み込みは可能(書き出しには外部変換ソフトが必要)ですが、MIDIファイルをインポートしただけでは "Renoiseらしさ" は出し辛いでしょう。
ですから「MIDIファイルをバリバリ編集したい」という方には向いてないと思います。
イメージとしては、オーディオデータを綿密に並べて、そこに様々な効果(エフェクト)を与えて曲を仕上げていく感じです。
もちろんVSTやAUといった最新のプラグインも安定して使えるのですが、サンプルを扱う事で Renoise の個性は際立ちます。
特徴としては音符の代わりに音名(C-4等)や数値を使って音を入力する事と、全体が縦にスクロールする事です。
このような仕組みの作曲ソフトの事を Tracker と呼びます。
さらに詳しい Tracker の解説は「トラッカーについて(初めて tracker に触れる方へ)」のページを読んでみてください。
デモ版のダウンロード
まず初めに Renoise のデモ版をダウンロード→解凍→インストールしてください。デモ版を使うだけなら、お金は掛かりません。
もちろん末永く使っていこうと思われた方は、開発者に激励の意味も込めてレジストしましょう!
Renoise のデモ版の機能制限は次の通り:
- Render機能(WAVファイルへの書き出しと Render to Sample機能)が使えない。
- ASIOサウンド・ドライバが使えない。(Windows のみ)
- 30時間以上使用するとポップアップ・メッセージが定期的に表示される。
- ReWireの機能制限。(Windows, Mac OSX)
- Renoise を ReWireマスターとして使う場合、スレーブ側からのオーディオ・インプットBUSは最初の2チャンネル(マスターL&R)しか使えません。
- Renoise を ReWireスレーブとして使う場合、定期的なヒスノイズが挿入されます。
逆に言えば、これだけしか機能制限はありません。普通に曲を作るには何の問題も無いはずです。
自分の演奏を録音したり、曲をセーブしたりも出来ますし、おまけにReWireホストとしても使えてしまうんです!
ぜひデモ版をゲットして、このソフトの高品質な音を堪能してください。
http://www.renoise.com/download/renoise/ ここからダウンロード
必要なパソコン環境
最小動作環境(Ver.2.1) |
プラットフォーム |
Win NT 5.x |
OS-X (PowerPC or Intel) |
Linux |
Version |
Win 2000 / Win XP, Vista, DirectX 8.0 |
OS-X 10.3.9 以上 ユニバーサル・ビルド(プラグインを使う場合、ユニバーサル・バイナリ仕様のものが必要。PPC仕様のものは動作しません。) |
GCC 4.X libsがインストールされたx86ベースのLinuxディストリビューション(64bitのOSでも動くそうですが、32bitと互換性のあるlibsが必要。Renoiseは32bitアプリです。) |
CPU |
1GHz以上のSSE対応CPU(64bitのCPUでも動作しますが、Renoise自体は32bitで処理されます) |
Mac OSX10.3が動作する全てのMac(リストを見てください) |
1GHz以上のSSE対応CPU |
メモリー |
64MB (Win 2000), 128MB (Win XP), 512MB (Vista) |
128MB |
128MB |
ディスプレイ・セッティング |
1024 x 600 pixel(Renoiseの最小画面値 990 x 550), 16 bit |
1024 x 600 pixel(Renoiseの最小画面値 990 x 550), 16 bit |
1024 x 600 pixel(Renoiseの最小画面値 990 x 550), 16 bit |
ハードディスクの空き容量 |
1GB(さらに曲書き出し用のスペースが必要) |
1GB(さらに曲書き出し用のスペースが必要) |
1GB(さらに曲書き出し用のスペースが必要) |
オーディオ |
Win2000 / Win XP, Vista, DirectX 対応のサウンド・カード |
Mac OSXで動作するオーディオ・カード |
libasound2 (ALSA >= 1.0 for Audio + MIDI) |
オプション1 |
ASIO対応サウンドカード |
Mac OSXはASIOに対応していません。Core Audioを使ってください。 |
libJack (Jack Audio system) |
オプション2 |
MIDI-OUT端子のあるMIDIキーボード。MIDIインターフェイス。 |
MIDI-OUT端子のあるMIDIキーボード。MIDIインターフェイス。 |
MIDI-OUT端子のあるMIDIキーボード。MIDIインターフェイス。 |
注)上の表はあくまで最低起動条件です。Ver.2.1を使ってある程度の曲を作るには、少なくとも1GHz以上のCPUと512MB以上のメモリーが必要でしょう。できればCore2Duo等のデュアルコアCPUと1GB以上のメモリーが欲しい所です。
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