参照
ここはマニュアルの中で最も技術的なページです。パターン・エフェクトのページをじっくりと読んでください。
Renoise で曲を作る上で、音をコントロールするのに必要なとてもクールなコマンドを見つける事が出来ます。
これらを一度マスターしたなら、あなたは非常に強力なツールを手に入れた事になるでしょう。
少し話題から外れるかもしれませんが、ここで Renoise のディレクトリ内の設定ファイルについて説明させてください。
Renoise を一度でも使った後には、いくつかの新しいファイルが Renoise.exe に作られます。それらがどうゆうものか説明しましょう。:
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Log.txt
このファイルは Renoise が動作している間に作られ、アップデートされています。もしあなたが、いくつかのバグ的な不具合に悩まされ、
その事について開発者に尋ねたい時、このファイルと、オプション的な stacktrace.log (Renoise がクラッシュした時だけ生成される) を一緒に送るといいでしょう。
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Config.xml
Renoise はこのファイルに全ての設定を保存しています。このファイル内には、いくつかの "隠された" セッティングがあり、それを調整する事も出来ます。:
mCooperativeGUIPerformanceInWindowedMode |
(初期設定 1) |
この設定は CPU の使用率の最適化のために使います。"0" にすると、
Renoise の Windowed Mode へ割り当てられる全ての CPU パワーを使用します。"1" にすると、Renoise は CPU 使用率を下げる事を優先させるようになります。 |
mCooperativeGUIPerformanceInFullscreenMode |
(初期設定 0) |
この設定は CPU の使用率の最適化のために使います。"0" にすると、
Renoise の Fullscreen Mode へ割り当てられる全ての CPU パワーを使用します。"1" にすると、Renoise は CPU 使用率を下げる事を優先させるようになります。 |
mUseWheelToControlDeviceSliders |
(初期設定 0) |
この設定を有効にする ("1" に設定) と、Renoise の全てのスライダーをマウスのホイールで操作出来るようになります。
ですが気を付けて欲しいのは、もし有効にすれば、Track DSP 画面をマウス・ホイールでスクロールさせる事は出来なくなります。(注・実際やってみたんですが画面もスクロール出来るみたいです??) |
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KeyboardMappings.xml
このファイルには、全てのキーボード・ショートカットの設定が含まれています。
このファイルは他の設定と分離されているので、あなたのショートカットの設定を他の Renoise ユーザーと分かち合う事も可能です。
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UserEnvelopes.cfg
全てのエンベロープ・プリセット (Instrument editor 等の) が保存されています。
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VstInfo.dat
あなたが VST Plugins のディレクトリを設定すると、Renoise はそれぞれの VST plugin が正常に動作するかどうか確認します。
一度、この行程を終えると、その結果がこのファイルに保存されます。これによって Renoise は毎回起動時に、あなたの plugin をチェックする必要がなくなります。
このファイル生成後に新しい plugin を追加した場合には認識させる必要がありますが。
もし Renoise に、あなたの VST Pluings をもう一度強制的にスキャンさせたいなら、単にこのファイルを削除すれば OK です。(注・今は Config の所に Rescan ボタンも付いてます)
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