必要な PC 環境

必要なシステム

  • DirectX 8.0 以上
    DirectX は http://www.microsoft.com/directx からダウンロード出来ます。 既に DirectX はインストールされているけれどバージョンがわからない場合はここで確認してください。 (このリンクは Windows 9x が初期設定を変更していない場合でしか機能しません)。 もし NT/2000/XP を使っている場合も同様に確認してください。.
  • DirectX に対応しているサウンドカード
  • グラフィックカードと 16 ビット・カラー対応で 1024x768 以上のモニター
  • もちろんマウスとキーボード
  • 処理能力の速い CPU 推奨
    400-800 MHz くらいで快適に動作しますが、もっと遅い CPU でも大丈夫かもしれません。 (そのあたりの事は Properties ウインドウ で調整できます。 - この下で、あなたの環境を最適化させる方法を述べています)。
  • MIDI キーボード (もしあれば)
    - 音や数値をより簡単に入力出来ます。
  • ASIO が使用可能なサウンドカード (もしあれば)
    - とても低いレーテンシーを実現してくれます。

実際にはどんな CPU でも動作しますが、このプログラムはそのコードを実行させるために、とても処理能力のかかる Digital Signal Processing engine を持っています。 ですから処理速度の速い CPU が推奨されます。例えば 800 MHz AMD Duron ならたくさんの DSP エンジンを使っても CPU の使用率は 15-25% くらいで快適に動作します。また、注意してほしいんですが、もし VST や VSTi を使った場合 CPU 使用率はさらに増えます。 VST も音を鳴らすのに CPU を使うからです。

Renoise のオプションによる CPU 使用率の最適化

  1. Properties ウインドウの Configs 画面を開きます。
  2. Audio タブをクリック。
  3. まず Latency の数値(時間)を増やします。
  4. もしこれで十分な処理速度を得られない場合は、CPU Usage box のセッティングを変更して いくつかの DSP エンジンを無効に出来ます (ただし音質は下がります)。

いろいろなハードウェアを使った CPU 使用率の最適化

  • ASIO 対応のオーディオカードを使ってください。オーディオのレーテンシーを劇的に減らしてくれます。 オーディオのレーテンシーが下がれば MIDI のレーテンシーにも好影響を与えます。
  • ISA オーディオカードのかわりに PCI カードを使いましょう。より少ない周波数の幅で済むからです。
  • 内臓型のいわゆる "オンボード" のサウンドカードは使わないでください。このチップが使われている間、ドライバが CPU を消費します。 代わりに PCI カードを使いましょう。

Renoise のオプションによる画像処理の最適化

いろんなハードウェアを使った画像処理の最適化

  • PCI ビデオカードの代わりに AGP を使いましょう。
  • 処理速度の速い 2D accelerator (ウインドウのような長方形の区画を描くための blitter) の付いたグラフィックカードを使いましょう。 大抵の性能の良い 3D カードには処理能力の速い 2D accelerator が付いています。

その他の最適化の方法

  • すみません、もう他の方法はありません。より高性能なパソコンを買ってください。Renoise にはそのくらいの価値はあります。プロフェッショナルなホームスタジオを手に入れる事になりますし、 他のプログラムもさらに快適に動作するでしょう。処理速度の速い CPU があれば、より処理速度の必要な DSP や VST が使えます。お金をつぎ込めばそれだけ快適なパフォーマンスが手に入ります。 処理速度の速いグラフィックカードは、たとえ高解像度の画面でもスムーズに再描写してくれるでしょう。 許容量の大きな HDD はより多くのサンプルを蓄えてくれるでしょう。

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Renoise manual version 1.0a | http://www.renoise.com