Renoid「Renoise版」での歌詞入力の方法

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まず、このキーマップ図を見てください。 鍵盤が表示してあって、その下に小さな番号が書いてありますが、これは MIDIノート番号を表しています。 Renoise では、あまり MIDIノート番号を意識する事はありませんが、番号が小さいほど下の方のオクターブになると思ってください。

例えば左上の方に「ぎ」があります。これは MIDIノート番号 18 の F# 、つまり Renoise では "F#1" を意味します。 試しに、実際に Renoid ボイス・ファイルをロードして、PCキーボードや MIDI キーボードで F#1 を押してみてください。 「ぎ」が鳴りますね? その周辺のキーも押してください。「が・ぎ・ぐ・げ・ご」が鳴るはずです。

これでこのキーマップ図の基本音部分は理解出来たと思いますが、まだその下に細かい表がありますよね。 その細かい部分に「拗音」と「二重母音」と呼ばれる音が割り振ってあります。

これら拗音と二重母音は、基本音に Volume値 01〜05 を指定する事で鳴らす事が出来ます。

これで、上のキーマップ図の意味がわかってもらえたと思います。 表の中の印の付いた部分には、拗音や二重母音が割り振ってあるという事です。 印が無い所は、Vol値を指定しても何も鳴りません。



Renoid キーマップ・その2

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歌詞入力ツールの活用

Renoise版には「Txt2Notes for Renoid」「Words Pad for Renoid」という2つの歌詞入力用ツールがあります。 ツール解説ページにそれぞれの説明がありますが、ここでは「Txt2Notes for Renoid」を使って手順を解説します。


1:Renoid ボイス・ファイルをロードする。

ボイス・ファイルを何もロードしていない状態で Text2Notes を起動しても正しく動作しないので、この手順は守ってください。


2:右クリック・メニューから Txt2Notes を起動する。

インストゥルメント・セレクターで Renoid ボイス・ファイルを選択した状態で Txt2Notes を起動してください。


3:Renoise のエディット・モードをオンにし、とりあえず「あ」(C-4)だけを使って、パターン上に歌詞を入力しておく。

先に歌詞を入力する位置を決めておいて、後でその位置の音を入れ替えます。


4:Txt2Notes の右側の画面にひらがなで歌詞を入力する。

この例では「じゃんけんぽん」と入力したいのですが、発音の繋がりを良くするために、二重母音系の「ぁん、ぇん、ぉん」を使っています。


5:escape キーを押して、歌詞編集モードから歌詞流し込みモードに切り替える。


6:最初の文字だけ Ctrl + Enter を押して入力し、それ以降の文字は Shift + Ctrl + Enter を押し続けて全ての歌詞を流し込む。