Renoid「サウンドフォント版」での歌詞入力の方法

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まず、このキーマップ図を見てください。 鍵盤が表示してあって、その下に小さな番号が書いてありますが、これは MIDIノート番号を表しています。

例えば左上の方に「ぎ」があります。これは MIDIノート番号 18 の F# を意味します。 試しに、実際に Renoid ボイス・ファイルをサンプラー VSTi にロードして、MIDI キーボードやピアノロール画面で MIDIノート番号 18 の F# を押してみてください。 「ぎ」が鳴りますね? その周辺のキーも押してください。「が・ぎ・ぐ・げ・ご」が鳴るはずです。

これでこのキーマップ図の基本音部分は理解出来たと思いますが、まだその下に細かい表がありますよね。 その細かい部分に「拗音」と「二重母音」と呼ばれる音が割り振ってあります。

これら拗音と二重母音は、基本音に Velocity値 01〜80 を指定する事で鳴らす事が出来ます。 少し区切りの数値がややこしく感じるかもしれませんが、16 の倍数(16, 32, 48, 64, 80)と覚えてください。

下図の様に、ピアノロールにはグリッド・ラインが引いてある場合が多いので、その下から5つの区間が拗音、上3つの区間が基本音です。 きっちりとした数値を入力しなくても、その区間内に Velocity値が入っていれば、割り当てられた音が鳴ります。

これで、上のキーマップ図の意味がわかってもらえたと思います。 表の中の印の付いた部分には、拗音や二重母音が割り振ってあるという事です。 印が無い所は、Velocity値を指定しても何も鳴りません。



Renoid キーマップ・その2

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入力例

注)二重母音に関しては、あまり完璧ではありません。可能ならば前の発声と少しだけ重なるように入力すると更に良くなるかもしれません。

「ちゃんりんしゃん」と入力する場合;

最初にこう入力する→
ちゃ ぁん ぃん しゃ ぁん
Velocity指定 ~16 ~16 ~127 ~32 ~16 ~16


「社員食堂」と入力する場合;

最初にこう入力する→ どー
しゃ ぁい ぃん しょ
Velocity 指定 ~16 ~16 ~32 ~80 ~127 ~127