Instrument selector

Instrument selector 画面では、インストゥルメントやサンプルを選択したり設定したり出来ます。 Instrument Selector 画面はサンプルやインストゥルメントを選ぶ手助けをしてくれるでしょう。 そこには曲の中で使われている全ての音とその名前が表示されています。いろいろ触ってみましょう。

3の部分が Instruments selector 画面です。


Instrument selector

画面の配置 (左上から右下へ)


  • ヘッドフォン・アイコン
    音色のプレビューボタン (オンにすれば選択した時に鳴ります)。
  • Cut/Copy/Paste
    選んだ音色を Cut/Copy/Paste 出来るボタンです。 Cut は選んだ音色を削除する時に使います。
  • + / - (上の画面)
    他のインストゥルメント・バンクへ移動します。 一つのバンクには8つの音色が含まれます。全ての音色を表示するための、ページの up/down ボタンのようなものです。
  • 白い三角の上下矢印ボタン
    選んだ音色をリストの中で上下に移動させるために使います。 これはパターン画面の音色番号にも影響します。 リストの新しい音色番号に合わせてパターン画面でも設定し直されます。
  • + / - (下の画面)
    下の画面 (マルチサンプルの個別の音色を表示するスプリット・サンプル画面) でのサンプルのリストを上下に動かすのに使います。
インストゥルメントの名前をダブルクリックすれば Instrument Editor (または VST editor 画面) が開きます。 (スプリット・サンプル画面の) サンプルの名前をダブルクリックすれば Sample Editor が開きます。 サンプルやインストゥルメントの名前を右クリックすれば名前を変更出来ます。

Instrument selector の使い方


インストゥルメントをロードしたり作ったりした時には、このリストに名前が表示されます。 そして自由に使ったり設定を変更し直したりできます。サンプル、MIDI、インストゥルメント、VSTインストゥルメントは、それぞれ違った色でリストに表示されます。

いくつかの Renoise のオプションでは、インストゥルメントやサンプルの "元の位置" と "移動先" の設定が必要な時があります。 "移動先" はサンプルの名前をクリックして選びます (色が変わった状態にします)。 サンプルの "元の位置" はサンプルの番号をクリックして選びます。その番号も同じように色が変わるはずです。 これで "元の位置" と "移動先" を認識させて操作出来ます。(例えば Sample Editor の exchange や mix ボタン、又は Advanced Edit 画面 での操作等です)。

もしマルチサンプルのインストゥルメントを使う場合 (例えばオクターブ毎にひとつかそれ以上のサンプルを割り当てたもの)、 音色リストの下のスプリット・サンプル画面をクリックして個々のサンプルを選べます。 編集も可能です。この方法でドラム・セットやピアノ・ストリングス等のマルチサンプル音色が作れます。 それぞれのサンプルを、あなたのキーボードの何処のキーに割り当てるかは (6) Properties ウインドウ の Instrument Editor 画面で設定してください。.

Instrument selector でたくさんのサンプルを整理するヒント


一般的なヒント


  • ドラムのサンプルは最初のバンクに読み込ませましょう。もしバンクのサイズ (8サンプル) を超えたら、 2番目のバンクへ入れておきましょう。
  • リードやストリングス等のサンプルは、他のバンク (例えば2番目) へ読み込ませましょう。
  • 全ての曲で同じようにしてバンクを使いましょう。 常にドラムは1番目、ストリングスは2番目のバンク、とゆう具合に。 Renoise では、白い三角の矢印ボタンを使ってバンクの中のサンプルの順番を自由に変更出来ます。 これは他のトラッカーには無い機能で、この機能を使ってあなたのサウンドを組織化してください。

ハードディスク内でのサンプルの組織化


私たちは、このようにフォルダを作る事を推奨します。:
  • Root (又は、他の基本になるフォルダ)
  • Root / Renoise
  • Root / Renoise / Samples
  • Root / Renoise / Songs Renoise Ideas
  • Root / Renoise / Songs Renoise Work
  • Root / Renoise / Songs Renoise Finals
  • Root / Renoise / Songs Noisetrekker
  • Root / Renoise / Songs FastTracker2
  • Root / Renoise / Songs Amiga 4-ch Mod
    etc.


サンプル・フォルダでは:
  • Drums
  • Loops
  • Strings
  • Pads
  • Basses
    etc.


ドラム・フォルダでは:
  • 909 drums
  • 808 drums
  • Sound effects
  • Orchestral drums
    etc.


このように自分でフォルダ構成を作って、その方法を使い続けてください。 この方法ならすぐに欲しいサンプルを見つけられます。

たくさんの商業的なサンプル CD も、このような方法でサンプルを整理してあります。 ですから、もしそういう CD を持っていれば、そこから整理の方法が学べます。 それは作業のスピードアップに繋がります。"作曲するよりもサンプルを探す時間の方が長い" なんて事も無くなるでしょう。

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Renoise manual version 1.0a | http://www.renoise.com