Pattern-context pad
この画面はあなたが以下の事を管理出来るようにします。
サンプル・トラックの数,
ボリューム・コラム、パン・コラム、その他使ってないコラムの表示/非表示,
クリップボードの内容,
パターン画面の Undo / Redo 機能,
Add ・ Sub を押せば、2トラック分を追加・削除出来ます。トラックを追加・削除する事は
(4) Pattern editor 画面や
(2) Scopes / DiskOp 画面のトラックの表示数に影響します。
もしボリュームやパン専用のコラムが (昔のトラッカーと両立させる為に) 必要なら、
ここのチェックボックスを押せば使えるようになります。
画面表示の配置 (左上から右下へ)
Add/Sub (sample tracks)
サンプル・トラック (普通のトラック) を2つ分、追加・削除出来ます。
Add/Sub (send tracks)
センド・トラックを一つ、追加・削除出来ます。
Track Move
現在選択しているトラックを左右に一列ずつ移動させていく事が出来ます。
左右の白い三角の矢印をクリックしていけば OK です。
View Vol
現在選択しているトラックのボリューム・コラムの表示/非表示を切り替えます。
View Pan
現在選択しているトラックのパン・コラムの表示/非表示を切り替えます。
Pattern
現在のパターン番号を表示します。
Clipboards
4つのクリップボードの中の1つを選んで使えます。
もしクリップボードの内容を残しておきたい時は、他のクリップボードを使えば OK です。
最初のクリップボードに戻れば、その内容は保存されたままです。
Undo/Redo
pattern editor画面における複数回の Undo / Redo 操作が可能です。
もし何かミスをした場合、Undo を使えば何回か以前の状態に戻れます。
再び Undo する前の状態に進むには Redo を押します。
Track
現在のトラック番号を表示します。
Hide if unused
現在のトラックで、もしボリューム・コラムやパン・コラムを使っていなければ、このボタンで非表示に出来ます。
Hide all unused
パターン画面の全てのボリューム・コラム、パン・コラムを非表示にします。
Remote Mapper
このオプションを使えば Renoise のどんなエフェクト・スライダーも、外部 MIDI コントローラーでコントロール可能になります。
Render to Disk
クリックすれば WAV Renderer (書き出し) 画面が開きます。
The MIDI Remote Mapper
MIDI Remote Mapper は、Renoise のスライダーをコントロールする為に、
MIDI キーボードのような外部 MIDI 機器との組み合わせを設定するツールです。
録音モードでは自動的に数値を入力してくれますし、
他にも単純に音やピッチベンドに対応したスライダーの現在の数値を変更出来ます。
Learn Mode で Renoise の DSP スライダーをクリックして、
外部 MIDI コントローラーのツマミをゆっくりと左または下にさげてください。
気を付けて欲しいのは、もし MIDI CC の通信が MIDIRemoteMapper に送られた時、
Edit モードは普段と違った動作をします。MIDI 経由で来た MIDI CC 通信は
パターン画面のコラムに書き込まれるのではなく、Track Automation 画面のエンベロープとして入力されます。
Channel
MIDI チャンネルの選択
CC Number/CC Type
CC 番号 (0-127) とタイプの選択
Min/Max
MIDIRemoteMapper で受け入れられる最小値と最大値の設定をここでします。
Inverse
このボタンを押すと MIDI コントローラーからの CC "64 (sustain)" の信号の ON/OFF 極性が反転します。
The WAV Renderer
(WAV file への書き出し機能。登録ユーザーのみ使用可能)
WAV Renderer は今まで作ってきたあなたの曲 (トラック) を、一般的な WAV 形式のファイルに書き出す為に使います。
その .wav ファイルに付けたい名前を "Filename" の所で指定出来ます。
Interpolation
二つのモードがあります: Cubic (時間のかからないモード。
MP3 のような音質で良い場合に使います。すばやく WAV ファイルに書き出せます) そして
Sync (精密なモード・ほぼ完璧な音質。マスタリングなどに使います。
CD に焼いたりするマスター・トラックが欲しい場合に必要です)
Quality
サンプル・レートを 22000 Hz (CD 音質の半分) から 96000 Hz までの間で設定出来ます。
Bit Depth
16 または 32 bit のビットレートを選べます。16 bit は CD 音質、
32 bit はマスタリング用に使います。
Render Mode
WAV への書き出しのモードを設定します。曲全体をまとめて1つの WAV ファイルに書き出すか、
曲中のすべてのトラックをそれぞれ別々の WAV ファイルに書き出すかを選べます。
完璧に近い書き換えモード (Sinc) は、曲を書き出すのにしばらく時間を取られるかもしれませんが我慢してください。
もしマスターとして使うつもりじゃないなら、すばやいモード (Cubic) でも十分なクオリティですけれども。
さらにトラックの音質を上げるために、WAV に書き出した後にマスタリングする事はとても重要です。
何度かマスタリングしたものと、マスタリングしていないトラックでは全く音が違います。
(もちろんマスタリングした方が良くなります)。しかし、マスタリングしている時、
デジタルのデータ処理の最中に音質が落ちてしまうかもしれません。
こうゆう理由から、32-bits や 96000 kHz 、さらにそれぞれのトラックを別々のファイルに書き出すモード、等が選べるようになっています。
この方法なら、16 bit モードでは音質を下げてしまうようなマスタリング・エフェクトを掛けても
ほとんどデジタル情報を失わずに済みます。
マスタリングを終えた後なら安全に 16 bit モードに変換出来ますし、CD に焼くのも安心です。
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