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パソコン鍵盤&16進法




パソコンのキーボードを鍵盤として使う

Renoise では、とりあえず音を確認したり入力したりする時の為に、パソコンのキーボードが仮鍵盤として使えるようになっています。 この解説書では「パソコン鍵盤」と呼ぶことにします。 音の入力にも使用するので、この鍵盤配列は知っておいてください。


 もしMIDIキーボードをお持ちの方は、環境設定パネル(Preferences)のMIDIタブを開いて "MIDI Master Keyboard" 欄にお使いのMIDIデバイスを設定してください。








16進法について

まず、初心者の方がつまずくのは、この16進法 (HEX) だと思います。私も最初は面食らいました。 パターン画面で入力する数値のほぼ全てが16進法なんです。

とりあえず、私たちが普段親しんでいる10進法というのは両手で数えられますよね? 人間の指は5本なので…。 そこで多少強引ですが、今、あなたの指は8本になったと考えてください。(^_^;)

そして、図のように(1からではなく)0から数え始めます。つまり左手で0〜7、右手で8〜Fまで数えます。これが16進法の基本です。(10進法で言えば0〜15の事です)

Fの次が10なので、また左手で10〜17、右手で18〜1Fまで数えます。 これを16回繰り返して、最後に右手でF8,F9,FA,FB,FC,FD,FE,FFまで数えて、やっと100に到達します。 つまり16進法の100は、10進法に変換すると16×16 = 256になります。


 慣れないと難しく感じるでしょうが、頭のパズルと思って使ってみてください。重要なのは正確な数値よりも大体の感覚です。 例えば「音量を半分にしたい」と思った時に16進法の数値が何になるかを知っておきましょう。





16進法の変換方法

実際には、大体の感覚で打ち込んでみて聴いておかしくなければそれでいいんですが、計算の仕方を説明しておきます。

  • 10進法から16進法への変換

    10進法の数を16で割ります。例えば10進法で[60]の場合、[60]÷16=[3]・余り[12]です。 その答えの[3]を左に、余りの[12]を右に置きます。余りの[12]は16進法では[C]ですので、[3C]となります。

  • 16進法から10進法への変換

    16進法の左の数に16を掛け、右の数を足します。例えば16進法で[2F]の場合、[2]×16+[F]、つまり32+15=[47]となります。

また、確認の方法として、10進法を16進法に変換出来るサイトがあります。■ hexadecimal conversion (STATMAN.INFO)





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Renoise manual version 2.1j | http://www.renoise.com