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ファイルのロードとセーブ

前ページで解説したサンプラーのプリセット・ブラウザと、ここで解説するディスク・ブラウザは、実は機能的にかなりダブっています。 しいて違いを挙げるなら、プリセット・ブラウザは Renoise インストゥルメント限定であるのに対して、ディスク・ブラウザは Renoise のどの画面を見ていても開く事ができ、全般的なファイルを扱えます。

元々 Renoise v3.0 までは、このディスク・ブラウザだけで全てをまかなっていました。曲をセーブしたりする基本操作もここに含まれるので、一通り目を通しておいてください。




各種ファイルのロードとセーブの手順

ディスク・ブラウザ

まず、ディスク・ブラウザ画面を開きましょう。

カテゴリの選択

ブラウザの上部に4つのカテゴリ・ボタンがあります。

  • Songs
    Renoiseで作られた曲のファイル(XRNS)です。
  • Instruments
    Renoise専用に作られた音色ファイル(XRNI)です。
  • Samples
    一般的なサンプル・ファイル(WAV,AIF,OGG,FLAC,MP3...) です。
  • Other
    その他、様々なRenoiseに関するファイルをロード出来ます。(この画面のみ、セーブは出来ません)
用途に応じて、カテゴリーを選択します。


(ディスク・ブラウザ画面は、初期設定では下図右のように1つの画面ですが、下図左のように上下2つの画面で使用する事も出来ます。 4つのカテゴリ・ボタンのすぐ下あたりをマウスで下げると、上部画面が開きます。)

例)曲をロードする場合

[1]で"Song"カテゴリーを選び、[2]で自分のパソコン内に作った曲管理フォルダを開いて[3]に曲ファイル・リストを表示させます。そしてロードしたい曲ファイルをダブルクリックします。

例)サンプルをロードする場合

まず、インストゥルメント・セレクターの空のスロットを1つ選択してください(下図では00を選択しています)。そこにサンプルがロードされます。

そして[1]で"Sample"カテゴリーを選び、[2]で自分のパソコン内に作ったサンプル管理フォルダを開いて[3]にサンプル・リストを表示させます。 ロードしたいサンプルをダブルクリックすると、先ほど選択したスロットにサンプルがロードされます。
ちなみにサンプルは、画面下部のスピーカー・アイコン をオンにしておくと、1クリックしただけで音を試聴する事が出来ます。


 実際はロードに関してはカテゴリー選択はそれほど重要ではありません。"Song"を選びながらサンプルをロードする事も可能ですし、その逆も出来ます。 セーブ時はきっちりとカテゴリーを選ぶ必要があります。


例)曲をセーブする場合

[1]で"Song"カテゴリーを選び、[2]で自分のパソコン内に作った曲管理フォルダを開いて[3]に曲フォルダの内部を表示させます。そして[4]の空欄に好きなファイル名を入力し、"Save"ボタンを押します。

例)サンプルをセーブする場合

[1]で"Sample"カテゴリーを選び、[2]で自分のパソコン内に作ったサンプル管理フォルダを開いて[3]にフォルダ内を表示させます。そして[4]の空欄に好きなファイル名を入力し、"Save"ボタンを押します。


 Renoise をインストールしたディレクトリ内は上書き禁止のプロテクトが掛かっています。 別のロケーションに管理用のフォルダを自分で作って、曲やサンプル等を管理してください。

また、プリセット・ブラウザの解説でも書きましたが、ブラウザ画面上で右クリック・メニューを開き、「Reveal in Finder/Explorer」というオプションをクリックすれば、現在表示されているフォルダを直接開く事が出来ます。


ドラッグ&ドロップ

上ではダブルクリックでファイルをロードする方法を書きましたが、例えばブラウザ画面から、ウェーブフォーム画面キーゾーン画面インストゥルメント・セレクター画面等に直接サンプルをドラッグ&ドロップする事も可能です。

右クリック・メニューの活用

例えばサンプルならウェーブフォーム画面、Renoiseインストゥルメントならインストゥルメント・セレクター画面で右クリック・メニューを開くと、 「Save Sample...」とか「Save Instrument As...」等という項目があります。 そういった個々の画面からファイルをセーブする事も出来ます。



ディレクトリ(フォルダ)の管理

ブラウザ画面の右側にある4つのボタン は、お気に入りのディレクトリを登録出来るボタンです。

登録したいディレクトリを表示させてから、好きなボタンを右クリックするとそこに登録されます。左クリックでいつでも呼び出せます。このボタンは各カテゴリーに4つずつあります。


また、 ブラウザ画面の右側にあるユーザー・ライブラリー・ボタン とバンドル・コンテンツ・ボタン もうまく活用してください。

  • ユーザー・ライブラリー・ボタン(
    自分で編集したプリセットを保存しておくユーザー・ライブラリー・フォルダを開くボタン。 プリセット・ブラウザの一番下に表示される場所と同じです。
  • バンドル・コンテンツ・ボタン(
    Renoise に元々内蔵されているバンドル・コンテンツ・フォルダを開くボタン。




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