Configs
Configs メニューは Renoise の一般的な表示方法や音楽的なセッティングを設定しておく場所です。
"GUI" あなたが常に目にする部分、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスの設定です。
"MIDI" MIDI セッティングを扱います。
"Audio" あなたのサウンドカードで処理する全ての事を設定します。
"Misc" (miscellaneous) 他のどの画面にも含まれていない雑多な設定を全て扱います (VST の設定はココです)。
"Keyb/Mouse" キーボードやマウスに関する設定です。
画面表示の配置 (左上から右下へ)
GUI (Graphical User Interface)
Hide 0's in effectcolumns
使っていないエフェクト・コマンド表示 (0000) の有効/無効を選択します。
Framework
パターン・エディターの枠表示の有効/無効を選択します。
Positionnumbers format
パターン・ラインの番号表示を hex (16進法) と dec (10進法) のどちらにするか選択します。
Highlight every x Lines
パターン・ラインをどれくらいの間隔でハイライト表示にするか設定します。
スタンダードな 4/4 拍子には 4 がいいでしょう。
Pattern font
パターン・エディターで表示される文字のフォントを選びます。
ColorSettings
GUI の色変更が可能です。下にあるセレクターで全ての画面表示部分が選べます。
そして 0 から 255 まで数値を変更出来る3つの RGB (red/green/blue) スライダーを使って、すべての部分に好きな色を設定出来ます。
DiskOp 画面で "Skin" を選択すれば、あなたのお気に入りのテーマ (色設定) をセーブ出来ます。
Knob shade
ボタン類の 3D の影の量を設定します。
Body shade
パネルの 3D の影の量を設定します。
Antialias
フォントの輪郭を滑らかに出来ます。
Full Screen Resolution
フル・スクリーン・モード時の Renoise の画面の解像度を選択出来ます。
MIDI

MIDI Input
MIDI キーボードなんかの為の MIDI In デバイス/ドライバーを選択します。
それらは Renoise の起動時に自動的にサーチされます。ここで使いたいものを選んでください。
Rec Note Off/Velocity/Prg Change/Controller
これらのオプションは、どの種類の MIDI 信号を Renoise が "実行する" かを設定します。
"Note Off" は音を止める信号、
"PrgChanges" は MIDI バンクやプログラムを変更する信号、"Velocity" はキーボードのキーを押し付ける強さを表す信号、
"Controller" は MIDI コントローラー・メッセージを表す信号です。
MIDIClock Slave Settings
In Device
MIDI In デバイスは Renoise に入ってくる全ての MIDI 信号を扱います。
Renoise の起動時に MIDI In デバイスのリストが作られます。使いたいものを選んでください。
Offset
Offset は、このデバイス/ドライバーが扱っている MIDI 信号の時間の数値から
足したり引いたりする時間の量です。
MIDI 信号に時間を足したり、時間を引いたりする事は、大量の信号を転送する時の機材の反応の遅れや
その結果を補うのに役に立ちます。
Thru
MIDI Thru デバイス/ドライバーを使うかどうかを設定します。もし使うのなら、この中から選びます。
MIDIClock Master Settings
Out Device
MIDI Out デバイスは Renoise から出力される MIDI 信号を全て扱います。
Renoise の起動時に MIDI Out デバイスのリストが作られます。使いたいものを選んでください。
Offset
MIDI IN の説明と同様です。
Clock
もし Renoise から Master Clock MIDI メッセージを送るなら、チェックしてください
Start/Stop
もしチェックすれば、Renoise は MIDI Start/Stop メッセージを外部のデバイスに送ります。
もし MIDI Slave に対応したシーケンサーがあるなら使ってください。
SPP (Song Position Pointer)
もし Renoise の中で現在のソング・ポジションを移動させる時に、外部に
Song Position Pointers 信号を送りたいなら、ここをチェックしてください。
MMC (MIDI Machine Control)
MMC は System Exclusive メッセージ ("SysEx") を使用します。
いくつかの特定の SysEx メッセージは、外部 MIDI デバイスに start, stop, continue, のようなメッセージを送るために使われます。
Audio

Autoplay Samples after loading
ここをチェックしておけば Instruments editor にサンプルをロードした時に自動的にそのサンプルが再生されます。
Autoplay Song after loading
ここをチェックしておけば、曲ファイルをロードした時に自動的にその曲が再生されます
Autosave Backup
もし Renoise が落ちた時に、作業中の曲のセーブを試みます。
さらにオプションとして、作業中の曲を X 分おきにセーブするように設定しておくことも可能です。
CPU Usage
Renoise のプログラムは CPU を集中的に使うので、処理能力の遅い CPU の場合に
CPU の使用を最適化する方法を備えています。
もしあなたのパソコンの処理能力が遅いなら、この値を下げてください。
しかし注意して欲しいのは、この値を下げるほど音質も下がります!
この値を下げる前に、他の CPU 最適化の方法を試してください。
Device type/device - Direct Sound または ASIO
もし ASIO を使うなら、
ASIO に対応したサウンドカードが適切にインストールされている必要があります。
ASIO 対応のサウンドカードを持っていないなら、Direct Sound を選んでください。
ASIO ほど良くはないですが、たいていのサウンドカードは対応しています。最新バージョンの DirectX がインストールされている必要はありますが。
もし ASIO について何も知らないなら、
用語集のページ を見てください。
Outlatency in ms / Samplerate
Latency
はキーが押されてから実際に音が鳴るまでの "時間的なズレ" の事で、出来る限り小さくしたい数値です。
しかし、その数値を小さくし過ぎて CPU や操作システムが扱い切れなくなってしまうと
音が "壊れる" ので、latency の数値を増やす必要が出てきます。
また、Samplerate の周波数を変更して CPU 使用率を下げる事も出来ますが、
22050 Hz より下げてしまうと音質が極端に落ちるので気をつけてください。
あなたのオーディオ・カードが対応している Samplerate は全てここにリストアップされます。
44100 は CD 音質、48000 は DAT (digital audio tape) 音質です。もし非常に低い (短い) latency 時間にしたければ、
ASIO 対応のサウンド・カードや処理能力の速い CPU が必要です。
Limit to stereo In/Out (only with ASIO configuration)
いくつかの ASIO サウンドカードは
"stereo only" モードのための独立したドライバを持っています。この機能を持ったドライバに、このオプションを使ってください。
Processing buffer size
ここをより低い数値にすれば (特に ASIO 対応なら) オーディオの latency を低く出来ます。:
Use at least your audio latency/2 as process buffer size when using ASIO
to get a more stable and click free output.
(注・ここの表現がよくわかりません。「Outputを安定させ反応を良くするためにASIOを使う場合、少なくともオーディオ・レーテンシーの初期値の半分の数値を process buffer size に設定してください」って感じでしょうか??)。
process buffer を小さくすると
CPU への負担が増えてしまいます ( CPUがより多くのバッファ切替を行わなければいけないから)。ですからあなたの PC 環境に一番合った設定を探し出してください。
ASIO の場合は 128 サンプル、Direct Sound の場合は 512 サンプルを推奨しています。
Misc (その他の様々なオプション)
Show track names in scopes
Track Scopes 画面で、"トラックの名前" または "トラック番号" のどちらを表示するか選択します。
VST path
あなたのシステム内の VST path を設定します。
"C:\Programs\Steinberg\Vstplugins" である事が多いと思います。"Rescan" ボタンを押すと
新しくインストールされた VST plugin を見つける為に、システム内の VST path を再検索します。
これは Renoise を使用中に新しい VST をインストールした時に役立ちます。
Space Rec./Stop mode
FastTracker2 モードではスペース・キーは、録音状態にする時と再生を止める時に使います。
Renoise モードではスペース・キーは、再生を止める時にだけ使います。
(ESC・キーを押せば、どちらのモードでも録音状態に出来ます)。
Default Trackmute mode
Renoise では "Mute" の解釈が2通りあります。
最初の1つは (本来の) "Mute" 方法です。
ミキサーのチャンネルの音を消してしまいます。このモードはチャンネルから入ってくる音を突然 "切った" 状態にします。
2つ目は "Mute" を "Note Off" コマンドと解釈する方法です。
この方法は、そのチャンネル (全てのエフェクトや DSP も含めて) の音をそれ以上鳴らないようにして、
(その瞬間も鳴っていた音があれば) 現在の音を停止させます。2つ目の方法は最初の方法ほどラフに音を切るわけではなく、
いくつかの "音の余韻" を残します。
Keyboard/Mouse
ショートカットを割り当てる操作の名前 (画面左)
これらの名前は、あなたがキーボード・ショートカットとして登録できる操作を表しています。
"Current assignment" bar
左のリストから操作名を選ぶと、現在その操作に割り当てられているショートカットが、このバーの部分に表示されます。
"New assignment" bar
"Current assignment" バーの下にあるこのバー部分に
あなたが設定したいショートカットを入力します。
Clear/Assign
"Clear" ボタンをクリックすると、現在選択中の操作に割り当てられているショートカットは削除されます。
"Assign" をクリックすると、現在選択中の操作のショートカットが "New assignment" バーに表示されている (入力した) ショートカットに変更されます。
もしショートカットが登録されていない操作の場合は、新しく登録されます。
Repeatrates
Doubleclick sensitivity (ms)
Renoise において、どのくらいの早さでマウスを2回クリックすれば "ダブルクリック" と認識するかを設定します。
Left click repeatrate (ms)
マウスの左ボタンをどのくらい押し続けると入力し直されるか (Retrigger) を設定します。
例えば、数値の横の矢印ボタン等を押し続けると連続的に入力される状態になり、どんどん数値を変化させる事が出来ますが、その繰り返しの速さを設定します。
Light click repeatrate (ms)
マウスの左ボタンをどのくらい押し続けると入力し直されるか (Retrigger) を設定します。
左ボタンと同様です。
Keyboard repeatrate (ms)
パソコンのキーボードのキーをどのくらい押し続けると入力し直されるか (Retrigger) を設定します。
マウスボタンと同様です。
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