オートメーション
Renoiseの内蔵デバイスやエフェクターのスライダーは、このオートメーション画面でコントロールする事が出来ます。
また、オートメーション・デバイスを介する事で、VST/AU インストゥルメントのパラメーターもコントロール出来ます。
オートメーションの作成手順は「オートメーションの扱い方」のページで説明していますので、そちらを読んでください。
ここでは画面の説明をします。
オートメーション・リスト

左側の小窓がオートメーション・リストです。
もしトラックDSPs画面にエフェクターを出していれば、ここにそのパラメーター名が並びます。
そのパラメーター名をダブル・クリックすると、オートメーション・グラフが作成されます。
上図のように、左上にある"Only"というボタン(
)をクリックすると、既にオートメーションを作成したパラメーターだけがリストアップされます。
各パラメーター名の上で右クリックするとメニューが表示されます。
(Set Keyboard Focus Here)
キーボード・フォーカスをオートメーション・リストにセットします。
Delete Envelope in Current Pattern
現在のパターン内で、このパラメーターのオートメーション・グラフを作っている場合、それを削除します。
Delete All Envelopes in Songs
曲の中で使っているこのパラメーターのオートメーション・グラフを全て削除します。
Delete All Pattern Commands in Current Pattern
現在のパターン内で、このパラメーターをパターン・エフェクト・コマンドでコントロールしている場合、それらのエフェクト・コマンドを全て削除します。
Delete All Pattern Commands in Song
曲の中で使っているこのパラメーターのパターン・エフェクト・コマンドを全て削除します。
Delete All Automation in Song
曲の中で使っているこのパラメーターのオートメーション・データ(エンベロープ・グラフ、エフェクト・コマンド両方とも)を全て削除します。
オートメーション・エンベロープ


左から;カット:コピー:ペースト。これは選択範囲とは関係無く、グラフ全体をカット・コピー・ペーストします。

バリュー・ボックス。グラフ上で選択しているポイントの正確な数値を表示します。ここをダブルクリックして直接数値を入力する事も出来ます。

ズーム。100, 200, 400, 800% から選択出来ます。

エンベロープのタイプ。Liner(直線的), Points(ポイント), Cubic(曲線的) から選択出来ます。
Liner と Cubic は、ライン間の変化をTick単位で補間し、音を滑らかに変化させます(TPLの解説参照)。Points はライン間の補間は無いので、急激な変化が必要な場合に便利です。

プリセット登録ボタン。あなたのお気に入りのエンベロープ・グラフを8つまで登録しておく事が出来ます。
ボタンを右クリックで表示中のグラフを登録、左クリックで呼び出しです。

左から;フリップ(左右に反転):ミラー(上下に反転):ヒューマナイズ(グラフ上の各ポイントにランダムな数値変化を付加)。

左から;だんだん上昇していくグラフの作成:ランダムなグラフの作成。フリップやミラーとのコンビネーションでいろいろなグラフを作成出来ます。
また、エンベロープ・グラフの上下にある目盛部分をマウスでなぞると、特定の範囲を選択出来ます。そこを右クリックでメニューが開きます。
Cut
カット。これは選択区間にあるポイントだけをカットします。
Cut Selected Time
選択区間をカット。これは選択区間をカットします。その区間が無くなるため、それ以降のグラフが前にずれます。
Paste Continuously
連続的にペースト。これはカット又はコピーした選択区間を繰り返し並べます。下図参照。
Insert
挿入。カット又はコピーした選択区間を挿入します。その区間が割り込むため、それ以降のグラフが後ろにずれます。

エンベロープの描き方のページや、キーボード・ショートカット・リストも参考にしてください。
関連ページ
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